「専門的なことを聞かれても答えられないかもしれない」「何を準備すればいいか分からない」——問い合わせる前、そんな不安を感じたことはありませんか。はじめてWebサイトを作る方から、よく伺う声です。
この記事では、お問い合わせ後に最初に行う「ヒアリング」で実際に何を聞くのかをご紹介します。先に結論をお伝えすると、分からない項目は空欄のままで大丈夫です。伴走しながらサイトの方向性を固めていく対話の時間と考えていただけるといいかもしれません。
あなたのことを教えてください
屋号やお名前、連絡先、営業時間、SNSアカウントなどの基本情報に加えて、事業の内容や強みも伺います。
- 提供しているサービス・商品、一番の強み
- お客様に褒められること・リピートされる理由
- 同業者と比べて負けないと思う点
「強み」と言われてもピンとこない方がほとんどです。私から質問しながら一緒に探っていくので、うまく言葉にできなくても問題ありません。
サイトで何を実現したいか
サイトを作る目的と、誰に向けたサイトなのかを整理します。
- 目的(集客・問い合わせ増加・信頼感の向上など)、今の課題
- 達成したいこと(KPI=目安となる数字。なくてもOK)
- 今の集客経路、ターゲットの年齢層やスマホ・PCどちらで見るか
数字がなくても「問い合わせが増えたら嬉しい」くらいの感覚、ターゲットも「なんとなく近所の主婦の方」くらいのイメージで十分です。
必要なページと機能
トップページやお問い合わせページなど必須に近いものから、料金表・実績紹介・ブログなど事業内容によって要不要が変わるものまで、一つずつ確認します。機能面では次のようなことを伺います。
- お問い合わせフォーム、予約システム、ネット販売機能の要不要
- 更新できる仕組み(CMS。WordPressがよく使われます)が必要か
- SNS連携、Googleマップ、GA(Googleアナリティクス。アクセス数などを見る無料ツール)の要不要
迷っている場合は、事業内容に合わせてこちらからご提案することもよくあります。
どんな見た目にしたいか
- イメージキーワード(清潔感・信頼感・モダンなど)、避けたい雰囲気
- 好きな色・NGカラー、フォントの印象
- 参考にしたいサイト・したくないサイト
言葉で説明するのが苦手な方は、好きなサイトを2〜3個見せていただくだけでも十分です。
素材が揃っていなくても大丈夫です
ロゴ・写真・原稿など、素材の「今の状況」を確認します。大事なのは揃っているかどうかではなく、今の状態を教えていただくことです。
- ロゴがない → WebReDesignではロゴ制作はサービス対象外のため、外注で作る、または作らない方向で相談できます
- 写真が少ない → フリー素材や撮影のご相談ができます
- 文章が書けていない → こちらで下書きをご用意することもできます
何もない状態からのスタートでも問題ありません。
予算・スケジュールと、公開後の運用
- 予算感(ざっくりでOK)、公開希望時期、連絡手段の希望、修正回数の希望
- 公開後の更新は自分でするか依頼したいか
- ドメイン(サイトの住所)・サーバー(データを置く場所)の準備状況
- 保守・修正の継続依頼、アクセス解析の要不要
予算は「〇〇万円くらいまでなら」という感覚で十分です。ドメインやサーバーなどの言葉が分からなくても、「おすすめを教えてほしい」で構いません。
このほか、特に伝えたいことや心配していることを自由にお話しいただく時間もあります。
まとめ
項目は多く見えますが、すべてに完璧な答えを用意する必要はありません。私が実際に使っているヒアリングシートの最後には、こう書いています。
ご不明な点はお気軽にご相談ください。回答が難しい箇所は空白のままで大丈夫です。
これは決まり文句ではなく、私が本当にそう思っているからこそ書いている一文です。空欄があっても構いませんし、「分からない」というお答えも立派な回答のひとつです。分からない部分こそ、一緒に考えていく部分だと思っています。
気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。